電子メールはもちろん、インスタントメッセージやソーシャルメディアなどあらゆるタイプのメッセージをクラウド環境でアーカイブ
ビジネスシーンにおけるコミュニケーションツールとして電子メールは必要不可欠なものとなっていますが、近年はリアルタイムなコミュニケーションを実現するため、インスタントメッセージ(IM)を利用する企業も増えつつあります。一方で、電子メールに比べて、業務と関係のないメッセージのやり取りをし易くなったことや、新たな情報漏えいのルートになっていることが問題視されています。
また、昨今、企業のプロモーション活動にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用することが一般的になっていますが、従業員が個人SNSアカウントを利用して、企業の機密情報を意図せず公開してしまうといった社会的な問題が発生しています。
このような背景の下、企業はコンプライアンスやガバナンスの観点から、コミュニケーション(メッセージ)をアーカイブし、モニタリングすることが求められます。しかし、これを実現するためには、大容量ストレージを持つアーカイブシステムの社内導入や、システム担当者の新たな運用業務が発生するなど、様々な壁に直面します。
Global Relay Archiveは、メッセージのアーカイブ/モニタリングをクラウドで実現するサービスです。電子メールはもちろんのこと、主要なIMやSNSにも対応しています。すべてのメッセージはリアルタイムに収集され、世界最高水準の設備を持つ、Global Relayの自社データセンターで厳重に管理されます。独自技術による高速なアーカイブ検索処理の実現や、アーカイブへの様々なアクセス手段の提供、定期的なアップデートによる最新コンプライアンス基準への対応など、Global Relayならではの数多くの特長があります。
自社内でメールアーカイブを行う場合、ストレージの残容量やバックアップの作成などを日々意識して運用しなければなりません。Global Relay Archiveではストレージ容量に上限がありません。メールの配送量が多いケースでも、月々のコスト負担は一定です。アーカイブのバックアップもすべて Global Relay Archiveにお任せください。
Global Relay が提供するOutlookプラグインを利用することで、Outlookの画面からアーカイブされたメールへアクセスすることができます。すべてのメールはGlobal Relay Archiveに保存され、いつでも簡単に参照できるため、Outlookのメールボックス内にある古いメールは気兼ねなく削除することができます。
Global Relay Archiveへはモバイルデバイスからもアクセスできます。ノートPCはもちろんのこと、Global Relayが提供するiOS、Andoroid用のアプリを利用して、アーカイブされたメールに対する参照、返信、転送を行うことが可能です。災害等で一時的に自社メールシステムが使えないような状況になった場合でも、業務を継続することができます。
Global Relay Archiveは米SOX法などの法規制の遵守や、eDiscoveryに対応するための強力なリアルタイムモニタリングおよび監査ツールを提供します。外部監査への対応として、アーカイブをPSTデータとして素早く取り出しすることもできます。
アーカイブ設定は非常に簡単で、Office365やGoogle Appsであれば最短30分の設定だけですぐにメールのアーカイブができるようになります。オンプレミス環境の各種メールサーバでも、ジャーナル機能またはメール転送機能を用いて簡単にアーカイブできるようになります。このとき、メールの配送経路を変更する必要も無いため、既存システムへの導入による影響もほとんどありません。
社内、社外とのメール、またクラウド型メールサービス、オンプレミス環境メールサーバを問わず、様々なメールシステムからジャーナル機能またはメール転送機能を用いてメールをアーカイブすることができます。またメール以外にも、Google TalkやFacebookなどといった、数多くのIMやSNSへの投稿もアーカイブ可能です。そしてこれらのアーカイブは一カ所に集約され、すべての種類のメッセージを通して一元管理することができます。
※アーカイブ可能なメッセージ(詳細はお問い合わせください)
AOL Instant Messenger (AIM) Yahoo messenger Google Talk (GTalk) BlackBerry SMS BlackBerry PIN-to-PIN BlackBerry Call Logs Bloomberg BMail Instant Bloomberg Jabber/XMPP Microsoft OCS/Lync YellowJacket Pivot IBM Sametime Cisco Webex MessageLabs | POD LinkedIn Twitter Facebook Actiance (Facetime) Symantec IM Manager Salesforce Chatter Yammer
Global RelayはWebブラウザからのアクセスだけではなく、Outlookプラグインやモバイルデバイス向けアプリを無償提供しています。Outlookプラグインを用いることで、Outlookからメールボックスの延長としてシームレスにGlobal Relayへアクセスして過去のメールを参照することが可能です。各種モバイルデバイス(BlackBerry, iPhone, iPad, Android)向けのアプリでは各プラットフォーム向けに最適化された使いやすいユーザーインターフェースを提供します。
Global Relayは自社で設計・構築したデータセンターをカナダに保有しています。世界でも有数の企業や大手金融機関からの要求を満足させる高いスケーラビリティと強固なセキュリティを誇るデータセンターであり、SSAE16/SOC I Type IIにも準拠しています。またカナダ企業によるカナダのデータセンターでの提供サービスであるため、米国パトリオット法(米国愛国者法)の適用外です。
米SOX法やeDiscovery、SEC、HIPAAなどの各種法令・規制の要求に対応可能な、強力なリアルタイムモニタリングおよび監査ツールが充実しています。またアーカイブデータの提出を要求された場合でも、長期間のアーカイブデータをすぐにPSTファイルとして取り出し、提出することができます。
いかに高機能なサービスを導入しても、適切な運用がなされなければ、その効果を十分に享受することはできません。NRIセキュアにお任せいただければ、効果的な運用を実現させる導入支援や、運用担当者への操作方法説明会の実施など、お客様がGlobal Relay Archiveを有効かつ速やかに活用いただけるようサポートいたします。
1.操作方法説明会
Global Relay Archiveの基本的な操作方法や監査運用について、関係者への説明会を実施し、関係者がスムーズに運用開始できるようサポートいたします。
2.運用設計支援
お客様とのディスカッションを通して、Global Relay Archiveを有効に活用するための運用設計を支援し、整理した資料をご提供します。
3.設定支援オプション
「運用設計支援」で整理した内容を基に、Global Relay Archiveの設定内容(パラメーター)を作成し、資料としてご提供します。
4.設定投入オプション
「設定支援オプション」で作成した設定内容(パラメーター)を実際にGlobal Relay Archiveへ反映させ、運用開始できる状態にします。
・Business Email Archiving & eDiscovery(メールのアーカイブ)
・Compliance Archiving and Monitoring(メールのアーカイブ&監査)
・Global Relay Archive for Bloomberg
・Global Relay Archive for Cisco WebEx
・Global Relay Archive for Blackberry
・Global Relay Archive for Pubic Instant Messaging
・Global Relay Archive for OCS/LYNC Archiving
・Global Relay Archive for Social Media
個別見積もりいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
NRI SecureTechnologies, Ltd.