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AIセキュリティ対策

生成 AI・LLM の業務活用に必要なセキュリティ対策を
企画から運用まで包括的に支援します

  • OWASPガイドライン準拠グローバル標準規格に準拠

  • 国内外の研究プロジェクトに参画AIセーフティ研究に貢献する最先端の技術力

  • 企画から運用までトータルサポート包括的なセキュリティ支援

AI活用におけるセキュリティリスク

生成AIの業務活用には、従来のシステムとは異なる特有のリスクが存在します。
NRIセキュアは、AIセキュリティの専門家として、各リスクに最適な対策を提案・支援可能です。

プロンプトインジェクション

悪意ある入力により、AIシステムが意図しない動作や機密情報の漏洩を引き起こすリスク。OWASP Top 10 for LLMにおいて最も危険な脆弱性として分類されています。

データ漏洩・機密情報の露出

学習データや会話履歴に含まれる機密情報や個人情報が、意図せず外部に露出するリスク。適切なデータガバナンスと出力制御が必要です。

ハルシネーション

AIが事実と異なる情報を生成し、誤った意思決定や信頼性の低下を招くリスク。ビジネスクリティカルな用途においては、特に注意が必要です。

規制違反リスク

EU AI Actをはじめとする各国のAI規制、業界ガイドラインへの違反によって、制裁金や信用失墜につながるリスク。特に国際展開するサービスでは注意が必要です。

サプライチェーン攻撃

外部の大規模言語モデル(LLM)、プラグイン、API連携先に存在する脆弱性を経由して、システムが攻撃を受けるリスク。エコシステム全体のセキュリティ管理が重要です。

過度な権限委譲

AIエージェントに過度な権限を与えることで、予期しない動作による業務影響や損害が生じるリスク。権限の範囲は、業務内容やリスク許容度に応じて慎重に設定する必要があります。

NRIセキュアが、 AIセキュリティ専門家としてAI活用におけるリスク対策を支援します

AI セキュリティ専門家

NRIセキュアでできること

活用の基礎となる「AIリスクガバナンス構築」

AI技術の安全な活用には、組織全体での統一されたガバナンス体制が不可欠です。NRIセキュアは、国際標準や規制要件を踏まえた包括的なガバナンス構築を支援し、貴社のAIリスク対策を強力に推進します。

  • NIST AI RMF、EU AI Actに準拠したポリシー策定
  • AI利活用推進のための組織体制構築
  • リスクアセスメントと管理プロセスの確立
AI リスクガバナンス構築

開発ライフサイクル全体をサポート

設計段階から運用まで、AIシステムの開発ライフサイクル全体にわたって、専門的なセキュリティソリューションを提供。継続的な改善サイクルを実現します。

  • 設計フェーズ:AI Yellow Teamによる脅威モデリングで、設計段階からセキュリティを確保
  • テストフェーズ:AI Red Teamによる包括的セキュリティ診断で、リリース時のセキュリティリスクを確認
  • 運用フェーズ:AI Blue Teamによる24時間365日の監視と品質モニタリングで、進化する脅威から継続的に保護
開発ライフサイクル全体をサポート

国際標準に準拠した「AI品質・適合性検証」

BSI(英国規格協会)認定のソリューションを活用して、AIそのものの品質を可視化し、国際標準規格への適合性を検証。開発時の品質評価から運用時の継続的な品質モニタリングまで、AIのライフサイクル全体における品質を維持・改善します。

  • ISO/IECなどの国際標準規格への適合性検証と改善提案
  • 品質検証ツールによる効率的で高品質な品質評価
  • AIモデルの品質劣化検知と継続的な改善支援
AI 品質・適合性検証

NRIセキュアのAIセキュリティ対策ソリューション

課題や導入フェーズに応じて、最適な対策をご提案します。
  • ガバナンス構築
  • AI Yellow Team
  • AI Red Team
  • AI Blue Team
  • AI品質・適合性検証

G

AIリスクガバナンス構築支援

AI活用における組織全体のリスク管理体制を構築

AI技術のセキュリティ、倫理、社会的影響、プライバシー保護等に関する課題解決やリスク管理を包括的に支援。NIST AI RMFやEU AI Act など、グローバルな最新の規制動向を踏まえた対策を実施します。

ポリシー・ガイドライン策定
業界別ガイドラインに準拠した社内規程の整備

推進体制の構築
AI利活用を推進する組織体制と役割の定義

リスクアセスメント
AI特有のリスクを可視化・評価

人材育成・教育
AIリテラシー向上のための教育プログラムを実施

サービス詳細を見る

Y

AI Yellow Team

設計段階での脅威モデリングサービス

AI エージェントや LLM を活用したシステムに対して、脅威モデリングを実施。設計段階でリスクを洗い出し、予防的なセキュリティ対策を立案。Shift Left の効果により、後工程での修正コストを最大 30分の 1 に削減可能です。

体系的な脅威分析
OWASPガイドラインに準拠した網羅的な評価

リスクマトリクス作成
影響度×発生可能性による優先順位付け

アーキテクチャレビュー
AIシステム設計における安全性の評価

対策ロードマップの策定
セキュリティデザインパターンによる決定論的なセキュリティ対策

サービス詳細を見る

R

AI Red Team

AIシステムの包括的セキュリティ診断サービス

LLMを組み込んだシステムを対象に、プロンプトインジェクションやデータ漏洩など、AI特有の脆弱性 を徹底的に診断。独自開発ツールと専門エンジニアによる手動検証を組み合わせ、網羅的なセキュリティ評価を実現します。

セキュリティデザインパターン実装確認
設計されたセキュリティ要件が正しく実装されているかを検証

プロンプト脆弱性診断
インジェクション、リーキングなどを検証

システム全体の診断
LLM連携部分を含めて包括的に評価

自動+手動のハイブリッド診断
自動化による効率性と手動検証の深度を両立した診断

サービス詳細を見る

B

AI Blue Team

AIシステムの継続的セキュリティ監視サービス

AIを利用したシステムを、24時間365日体制で常時監視。攻撃や異常を即座に検知・対処します。独自開発の検知APIにより、新たな攻撃手法にも迅速に対応可能。特許出願中の技術を用いて、高精度な防御を実現します。

リアルタイム検知
悪意のある入出力を即座に検知・遮断

インテリジェンス更新
最新の攻撃手法に継続的に対応

検知条件をカスタマイズ可能
システム固有の脆弱性にも対応

監視ダッシュボードの提供
検知状況をリアルタイムで可視化

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Q

AI品質・適合性検証

AIシステムの品質と国際標準への適合性を検証

BSI(英国規格協会)認定のソリューションを活用して、AIそのものの品質を可視化し、国際標準規格への適合性を検証。開発時の品質評価から運用時の継続的な品質モニタリングまで、AIのライフサイクル全体における品質を維持・改善します。

国際標準への適合性検証
ISO/IEC などの国際規格への準拠状況の確認と改善提案

品質ガイドライン策定
開発・運用における品質保証の方法を確立

品質検証ツールの導入
Citadel AI連携による効率的な品質評価

継続的な品質監視
運用中のAIモデルに対する品質劣化検知と改善支援

サービス詳細を見る

お客様に選ばれる理由

1

OWASP AI Security Solutions Guideに掲載された世界標準のセキュリティソリューション

AI Blue Teamが2025年第1四半期版OWASP AI Security Solutions Guideに掲載。グローバル標準のAIセキュリティソリューションとして認定されました。世界的に評価された技術力と実績により、お客様のAIシステムを最高水準のセキュリティで保護します。
詳しくはこちら(外部サイト)
OWASP AI Security Solutions Guide

2

国内外のAIセーフティ研究に貢献する最先端の技術力

AIセーフティに関する各種ガイドラインの策定、多様なAIシステムにおけるセキュリティ評価手法やレッドチーミング技術の研究開発に貢献。産学官連携プロジェクトや国際的な研究活動で培った知見を基に、最新かつ実効性の高いセキュリティ対策を提供します。
research

3

大手企業への豊富な導入実績と
AIセキュリティ専門チームによる支援

金融、製造、流通など、幅広い業界の大手企業における多くの導入実績。AIセキュリティ対策に特化した専門チームが、業界特性や利用シーンに応じて、最適なソリューションの設計・実装から継続的な改善まで、伴走支援します。
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AIセキュリティ対策をご検討の方へ

貴社のAI活用の現状や課題に合わせて、最適なセキュリティ対策をご提案します。
まずはお気軽にお問い合わせください。