自社のサービスがどのSAQタイプに
該当するか分からない
PCI DSS SAQ対応支援コンサルティング
PCI DSSの審査経験を持つコンサルタントがSAQタイプの判定から準拠可否のチェック
まで、お客さまのセルフチェックを支援します。
PCI DSSの審査経験を持つコンサルタントがSAQタイプの判定から準拠可否のチェック
まで、お客さまのセルフチェックを支援します。
自社のサービスがどのSAQタイプに
該当するか分からない
要求事項の理解が難しい
SAQタイプの判定から準拠可否の
チェックまでだけを手伝ってほしい
PCI DSSに準拠しているかセルフチェック方式で確認
PCI DSSに準拠していることを確認するための方法として、QSA(Qualified Security Assessor:認定審査員)による訪問審査を受ける方式とは別に、SAQ(Self Assessment Questionnaire)と呼ばれるセルフチェック形式での準拠確認方法も選択可能です。
SAQは、サービスの業態やカード情報の取り扱い形態によって準拠タイプが分類されており、自社に合致したSAQタイプで準拠状況を確認する必要があります。
1
PCI SSCによる認定を受けたプロフェッショナルが、SAQのタイプの選定、対策の実施、評価に至るまで支援を行います。
2
弊社はこれまでに規模・業種を問わず、SAQについて豊富な支援実績を有しています。また、PCI DSS以外にも決済セキュリティに関する国内トップクラスの豊富な知見と実績があり、企業の決済セキュリティ対策を総合的に支援いたします。
3
あらゆる分野のプロフェッショナルによるバックアップが可能で、お客様の課題に合わせて最も効果的な体制で支援します。
STEP
1
SAQタイプの判別
STEP
2
準拠に向けた対策実施
STEP
3
準拠の確認(自己問診の実施)
自社のサービスがどのタイプに当てはまるのかを判定し、求められている要求事項を理解した上でセルフチェック(自己問診)をすることが難しい場合は、QSA審査の経験を持つコンサルタントがSAQタイプの判定から準拠可否のチェックまで、セルフチェックを支援します。
サービス形態やシステム、カード情報の取扱い状況などを確認し、どのSAQタイプに当てはまるか確認の支援をします。セキュリティコンサルタントが確認することで、実施するべき必要なセキュリティ対策に合致した正しいSAQタイプを判定できます。
加盟店は、サービスを提供する業態と、クレジットカード情報の取扱い形態によってタイプが分けられています。サービスプロバイダーは、カード情報の取扱い形態に関わらずSAQ Dとなります。
タイプ | 加盟店の業態 | カード情報の取扱い形態 |
---|---|---|
A |
|
ECまたは通信販売の加盟店でカード情報をシステムまたは加盟店内で電子形式で通過、処理、保存しない |
A-EP |
|
ECの決済をPCI DSS準拠済みのサービスプロバイダに部分的に委託しているECの加盟店でカード情報をシステムまたは加盟店内で電子形式で通過、処理、保存しない |
B |
|
インプリンタ、スタンドアロン型のダイアルアップの決済端末のみによってカード情報を処理する加盟店であり、カード情報を保存していない。 |
B-IP |
|
決済ネットワークまたはASP/クラウド事業者にIP接続されるスタンドアロン型のPCI PTS認定の決済端末のみによってカード情報を処理する加盟店であり、カード情報を保存していない。 |
C-VT |
|
Webブラウザなどの仮想端末のみでインターネットを経由して、1件ずつカード情報を処理し、カード情報をコンピュータシステムに保存しない。決済に利用するWebアプリケーションはPSP、アクワイヤラーなどサードパーティから提供される必要がある。 |
C |
|
POSシステムまたはその他のインターネットに接続されているペイメントアプリケーション経由でカード情報を処理するが、カード情報をコンピュータシステムに保存しない |
D |
|
|
P2PE |
|
PCI P2PEに認定されたソリューションを導入し、それらに含まれる決済端末のみでカード情報を処理する加盟店であり、カード情報を保存していない。 |
セルフチェックで基準に準拠するためには、自社のシステムや業務の環境を確認し、要求事項を満たしているか、あるいは改善が必要かを判断し対策をとる必要があります。要求事項を満たすためには何をすべきか、セキュリティコンサルタントが確認して支援を実施します。また、必要な対策を取るためのソリューション紹介やアドバイスも行います。
PCI DSSの要求事項に沿ってセキュリティ対策ができていることを確認するためのセルフチェックおよび準拠証明書の作成について、弊社QSA審査員がサポートします。加えて、SAQ実施確認として、準拠証明書にQSA審査員の支援を示す署名をします。
サービスの規模、SAQの種類、支援内容にもよりますが、SAQ実施確認支援であれば標準で2-3か月程度となります。ご支援内容とお客様の希望に応じて、適切な支援期間をご提案します。
クレジットカードを取り扱う事業者様が対象となります。
PCI DSS要件 |
要件準拠のポイント |
NRIセキュアが提供するサービス・製品 | |||
要件準拠のための対応例 | 区分 | 対応サービス・製品 | |||
1 |
ネットワークセキュリティコントロールの導入と維持 | CDE(カード会員データ環境)を機密性の高い環境とみなし、それ以外の環境(インターネットや、企業間の専用接続、無線ネットワーク等)との厳格な通信制御による保護と、その維持管理が求められます。 |
カード会員データを取り扱うシステムを守るために、専門家のアドバイス受けながら、安全なNW設計や、セキュリティ対策の導入、運用体制の整備をしたい。 |
サービス |
Secure PROtecht |
複雑化・肥大化した既存のNWを整理し、適切なセグメンテーションと通信制御を行いながら、PCI DSSの準拠範囲を極小化したい。 | 製品 |
マイクロセグメンテーションソリューション illumio |
|||
2 | すべてのシステムコンポーネントに安全な設定を適用する | CDE(カード会員データ環境)のシステムコンポーネント(NW機器やサーバ、端末、クラウドサービス上のリソース等)には、安全な設定を施し、堅牢化することが求められます。 | クラウドサービス上におけるリソースの設定状況を業界標準のフレームワークを用いて評価し、問題点への対応を迅速に行いたい。 | サービス |
クラウド設定評価サービス 統合クラウドセキュリティマネージドサービス powered by Prisma Cloud from Palo Alto Networks |
3 | 保存されたアカウントデータの保護 |
保存されたカード会員データの保護(暗号化、鍵管理)が求められます。 |
クラウドやAPI等、あらゆるシステムで用いるデータの暗号化鍵を安全に一元管理したい。 | 製品 |
HashiCorp Vault |
データ暗号化に使用する鍵について、安全なライフサイクルに則ったシステムを専門家のアドバイス受けながら設計・構築・運用したい。 | サービス | ||||
4 | オープンな公共ネットワークでの送信時に、強力な暗号化技術でカード会員データを保護する |
インターネット経由でのカード会員データの伝送を行う際の暗号化が求められます。 |
取引先と、安全にカード会員データを授受するための環境を整備したい。 | 製品 |
クリプト便 m-FILTER MailAdviser |
5 | 悪意のあるソフトウェアからすべてのシステムおよびネットワークを保護する |
CDE(カード会員データ環境)のシステムコンポーネントには、マルウェア対策が求められます。また組織が利用するメールの受信環境には、フィッシング対策の導入が求められます。 |
継続的な振る舞い分析が可能なマルウェア対策を導入したい。 | サービス |
CrowdStrike(マネージドEDRサービス) マネージドXDRサービス powered by Cortex XDR from Palo Alto Networks |
フィッシングメールの流入を抑え、すり抜けたメールには迅速に対処したい。 | 製品 |
Cofense proofpoint |
|||
6 | 安全なシステムおよびソフトウェアの開発と維持 |
アプリケーションの開発現場には、脆弱性の作り込みを抑止するための開発手順の整備や、開発担当者へのトレーニング、潜在的な脆弱性や新たな脆弱性を特定・修正するためのプロセスの整備が求められます。 |
自組織や委託先向けに、設計・開発における基準を整備し、リリースするアプリケーションのセキュリティ水準を一定に保ちたい。 | 製品 |
セキュア設計・開発ガイドライン |
設計やコードのレビューを専門家に依頼したい。 | サービス |
セキュアアプリケーション設計レビュー ソースコード診断 |
|||
自組織に内製したアジャイル開発の現場に、セキュリティの専門家の知見を取り入れながら、安全な開発プロセスを整備したい。 | サービス |
SEC Team Services DevSecOps実行支援サービス |
|||
新たなアーキテクチャを採用することにより、巨大化し複雑化する開発現場におけるリスクを把握し、アプリケーションの安全なライフサイクルを確立するために必要な対応を整理したい。 | サービス |
ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ(SSCS)評価サービス |
|||
開発者担当者向けのトレーニングを開催したい。 | サービス |
セキュアEggs |
|||
一般公開しているアプリケーションに、WAFを導入し、運用体制を整備したい。 | サービス |
WAF管理サービス |
|||
7 | システムコンポーネントおよびカード会員データへのアクセスを、知る必要のある業務によって制限する |
CDE(カード会員データ環境)にアクセスできるアカウントは、承認手続きの下、職務分類と機能に基づき、最小限の権限を付与することが求められます。 |
多岐にわたるシステムコンポーネントに対し、一元的にアカウント管理や認証/認可を管理できる基盤を整備したい。 | 製品 |
SecureCube Access Check Okta |
8 | ユーザの識別とシステムコンポーネント へのアクセスの認証 |
CDE(カード会員データ環境)へアクセスするユーザ及び管理者を一意で識別できるようにすることや、CDEへのアクセスを保護するために強力な認証(MFA等)を確立し、管理することが求められます。 |
|||
9 | カード会員データへの物理アクセスを制限する |
カード会員データを取り扱う施設に対するセキュリティ対策をはじめ、カード会員データを含むメディアの安全な保管や、決済端末の保護等が求められます。 |
(物理レイヤでの対応) | ー | ー |
10 | システムコンポーネントおよびカード会員データへのすべてのアクセスをログに記録し、監視すること |
カード会員データのセキュリティに影響を与えるシステムコンポーネントのアクセスログや操作ログの保管をはじめ、ログの分析環境の整備や、セキュリティイベントの日次レビュー等が求められます。 |
各種ログの監視態勢を整備したい。 | サービス |
セキュリティログ監視サービス SIEM監視サービス |
各種ログの監視態勢を具備したい。 (監視態勢を自社で持ちたい) |
サービス |
組織内CSIRT総合支援 |
|||
11 | システムおよびネットワークのセキュリティを定期的にテストする |
内部/外部脆弱性診断やペネトレーションテスト、セグメンテーション評価、無線LANの管理、の実施が求められます。また、DMZと内部ネットワーク間における侵入防御や、重要なファイルへの不正な変更を検出するためのメカニズムの導入が求められます。 |
PCI DSS要件で求められる定期的なセキュリティテストを経験豊富なコンサルタントにまとめて依頼したい。 | サービス |
PCI DSS準拠支援サービス |
外部公開したシステムにIPS/IDSを導入し、運用体制を整備したい。 | サービス |
Palo Alto PAシリーズ管理サービス |
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12 | 組織の方針とプログラムによって情報セキュリティをサポートする |
組織として情報セキュリティ方針を定め、情報資産を保護するために必要な管理を組織内のすべての関係者に認識させ、徹底することが求められます。 |
委託先の管理プロセスを整備したい。 | サービス | |
本格的なインシデント対応訓練を実施したい。 | サービス |
サイバー攻撃対応机上演習サービス |
|||
現状の体制や業務プロセスを見直し、組織のインシデント対応力と回復力を向上させたい。 | サービス |
サイバーレジリエンス能力向上サービス |