端末認証とは、事前にPCやモバイル端末に証明書をインストールして確認することで、認証基盤が、会社が管理している端末か、管理していない端末（私用端末等）かを識別して認証することです。また、管理されていない端末からクラウドサービスにアクセスしようとした際にはアクセスを拒否することが可能です。
通常のIDやパスワード、多要素認証では、アクセスしてくる「人」を認証するのに対し、アクセスしてくる「端末」を認証することを目的としています。
セキュリティ対策がされた会社支給端末からのアクセスに制限するという観点以外にも、私用端末でのクラウドサービスへのアクセスや、機密情報のアップロードといった内部不正の対策としても利用されています。
図：端末認証のイメージ
