ユーザプロビジョニングとは、ユーザの権限や認証情報を別システムと同期・管理するID管理です。ユーザ情報を変更すると連携しているクラウド上のユーザ情報にも変更が反映されます。
例えば、社員が入社したタイミングでADやIDaaS製品でユーザを作成すれば、連携しているクラウドサービスに自動でユーザが作成され、異動などでユーザ情報が更新された際には自動で情報が更新されます。また、退職に伴いアカウントを無効化した場合は、クラウドサービス上でも無効化されます。これによってアカウント情報をクラウドサービス個別に管理する手間を減らしたり、使われていないユーザアカウントを利用した不正アクセスによる情報漏洩リスクの低減が可能です。
図：ユーザプロビジョニングのID管理イメージ
