ソフトウェア透明性とは、ソフトウェアの開発元、ならびにソフトウェアを搭載する製品の製造元やソフトウェアを使用するサービスの提供元が、ソフトウェアの内容、およびその開発や提供に関する情報を開示していることを意味します。
ソフトウェア透明性には、誰がコーディングしたのか、 ソースコードがどのようにコンパイル、ビルドされたのか、リリースした製品やサービスのソフトウェアがどのような構成になっているのかといった、製品やサービスのソフトウェアの設計、開発、ビルド、提供についての情報や証明が含まれます。
それらにより、製品やサービスのソフトウェアサプライチェーン全体のリスクを特定することが可能になるため、ソフトウェア透明性の確保が求められています。
ソフトウェアを構成するコンポーネント(ソフトウェア部品)の一覧表であるSBOMは、ソフトウェア透明性を推進するための手段の1つです。