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セキュリティ用語解説

Achillesコミュニケーション認証(アキレス認証)

Achillesコミュニケーション認証とは、GEデジタル傘下のワールドテックが策定した産業用制御デバイスの認証プログラムのことです。制御デバイスが一定のネットワーク堅牢性を有することを証明し、産業用制御システム業界では広く認知され、多数のデバイスが認証を取得しています。

 

Achilles認証取得製品は、制御システムで稼働するPLC(Programmable Logic Controller)やDCS(Distributed Control System)コントローラをはじめ、ファイアウォールやデータダイオードなど多岐に渡ります。未知のセキュリティ脆弱性を検出するためのロバストネス検証(開発者にとって想定外の異常データを自動生成して送信し、対象の挙動の変化を確認する検証手法)を、制御デバイスに特化したAchilles Testing Platform(ATP)というツールを用いて行い、一定のセキュリティ水準を満たすと認証を取得することが可能です。

 

図:Achilles Testing Platformを用いたロバストネス検証イメージ
Achilles Testing Platform

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