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NRIセキュア ブログ

20年以上続くサービス名称をリニューアル。その決断の向こうにMSS事業が見据える未来

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    blogtop2022年4月、NRIセキュアテクノロジーズは、20年以上前から提供を続けているマネージドセキュリティサービス「Firewall Network Center(ファイアウォールネットワークセンター)」の名称を「SecurePROtecht(セキュアプロテクト)」へと刷新しました。その背景や今後の展望について、MSS事業本部長の京山 剛大とMSS開発本部長の田島 剛志が語ります。

     

    クラウドサービスを安全に利用するためには - CASBをいかに活用するか -

    クラウドシフトに対応したサービス”のイメージを定着させるため、名称変更を決断

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    ▲ 新旧ロゴ(左)Firewall Network Center(右)SecurePROtecht

     

    NRIセキュアテクノロジーズ(以下、NRIセキュア)が提供する「SecurePROtecht」は、企業のセキュリティ環境の設計・構築・運用・監視までをワンストップで提供するマネージドセキュリティサービス(以下、MSS)の総称です。 

     

    20年以上続くサービスの名称を「Firewall Network Center(以下、FNC)」からSecurePROtechtに変えるという決断に踏み切った理由について、MSS事業本部長の京山はこう語ります。 

     

    京山もともとは企業のネットワーク境界を守るファイアウォールのセキュリティに主眼を置いていたサービスですが、近年はセキュリティ運用や監視の対象をクラウドにまで広げてサービスを提供するようになりました。提供サービスや支援範囲が変化していることについて、もっと広く伝えていく必要があると判断し、名称変更に踏み切りました。

     

    MSS開発本部長の田島も、時代に合わせてサービス内容をアップデートしているにもかかわらず、それがあまり知られていないことにもどかしさを感じていたと言います。

     

    田島世の中でクラウドシフトが加速する中、FNCが持つ“オンプレミスのイメージ”を払拭したかったのが一番の理由です。名称を変えることで、私たち自身のマインドや方向性の変化を社内外に示す狙いもありました。

     

    SecurePROtechtの最大の価値は、カバー範囲の広さにあります。 

     

    京山 一般的に『営業担当と技術担当が分かれているから、誰に相談すべきかわからない』というお悩みを企業様からよく聞きますが、当社は高い技術力を持った社員が窓口担当として対応する体制にしています。『どんな内容を相談しても、きちんと理解してくれる担当者がいてくれて助かる』と、お客様から評価いただくことが多いですね。

     

    田島一つひとつのセキュリティサービスをマネージドするだけでなく、全体をつなぎ合わせて、 “面”でサポートできる点に価値があると思います。

    クラウドのマネージドサービスにわれわれの最大の強みであるSOC(Security Operation Center)と呼ばれるセキュリティ監視を組み合わせることによって、24時間365日の監視を実現。セキュリティインシデントを検知してお客様に連絡し、対応方法のアドバイスを行うところまで、トータルでサービス提供が可能です。

    セキュリティを守る使命感と、お客様に頼られる心地良さがやりがいに

    20221118NRI0010(左)MSS事業本部長 京山 剛大(右)MSS開発本部長 田島 剛志

     

    京山と田島が株式会社野村総合研究所(NRI)に入社したのは、いずれも2000年のことでした。 

     

    田島私はNRIセキュアが2000年8月に設立されたのと同時に出向し、2023年1月現在に至っています。以降ずっとMSSに関わりながら、お客様と相対して要望を伺い、どのようにして実現すべきかを考える役割を担ってきました。

     

    京山当初は、SaaSサービスである『クリプト便』の開発や運用を担当していました。MSS事業本部に移ったのは2008年。それ以来、お客様の対応をしたり、開発に関わったり、共通基盤維持チームに参画したりと、本部内でさまざまな仕事に携わってきました。

     

    ともに長くMSS事業に関わってきたふたり。いまの仕事のやりがいについて次のように話します。

     

    田島お客様のセキュリティを守る立場なので、当然ながら緊張感やプレッシャーは相当なものですが、お客様が提供しているサービスをわれわれが守っているとの自負があり、それがやりがいにつながっています。

    また、実際にサービスを設計・構築して提供する導入部分、リリース後の運用、その後のお客様とのリレーション構築や次につながる営業活動まで一気通貫で対応していて、マルチに活動する難しさはありますが、同時に奥深さも感じてもいます。

     

    京山お客様からの信頼が私の仕事への原動力です。『NRIセキュアのMSSを頼りにしている』と言っていただけたときは、やるべきことをやってそれがお客様から評価されていることを実感し、やりがいを感じます。

    私はエンジニアとして新しいMSSのサービス開発に携わっていた時期があり、コードを書いたり設定をつくりこんだりしていたんです。当時はエンジニアの仕事を通じて技術的な成長をできることにおもしろさを感じていました。いまはお客様と直接相対して期待に応えることで、頼られる心地良さを感じています。恵まれた職場環境だと思いますね。

    事業部のメンバー全員で考えたVision。策定の過程で得たさまざまな気づき

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    SecurePROtechtという新たな名称に含まれている“PROtecht”とは、Professional・Technology・Protectを組み合わせた造語です。この“PROtecht”は、2020年に京山が本部長就任後に、皆で策定したVisionのひとつでもあります。 

     

    京山メンバーの方向性を揃えるためにもVisionが必要だと考え、約80人のメンバー全員に意見を出してもらい、Visionを検討するグループディスカッションを実施しました。

    われわれはどのようなことをやっていきたいのか、何を目標とするのか、お客様にどう思われたいのかをそれぞれが考え、目指すべきところを定める活動を3~4カ月間かけて行いました。

     

    そうやって導き出されたのが、“Challenge・Lead・PROtecht”というVisionです。「挑戦したい、お客様をリードする存在でありたい、そして専門性と技術を活用してお客様のシステムのセキュリティを守りたいという想いを込めています」と話す京山。Vision検討のプロセスでは、新たな気づきもありました。 

     

    京山メンバー間で方向性に大きな相違はなかったものの、自分たちがどのような立ち位置を目指すべきかについては整理が必要だと感じました。たとえば、“御用聞き”でありたいという意見が出たのですが、これは『お客様の声をもっと聞くべき』という考えに基づくもの。その心がけ自体は大切なのですが、“Lead”と“御用聞き”には矛盾するところがあると感じたのです。

    リードするからには、お客様の要望を聞くだけでなく、専門性を発揮して『こうあるべきなので、標準サービスにカスタマイズしたこのプランをおすすめします』と提案したり、ときには『今のこの分野のセキュリティ対策は過剰に思えます。対象範囲を狭めて別のところに投資しましょう』と進言したりできなければならないからです。

     

    お客様に依頼されたことをやり切るだけでは十分ではない——お客様をリードする存在という自覚のもとで指針を改めて見直し、メンバーと心構えを共有するきっかけにもなったのです。 

     

    一方の田島も、Visionを検討する中でメンバーが抱える想いに初めて気づいたと言います。 

     

    田島新しい技術に挑戦したい、新しいサービスをつくりたい、新しいお客様を開拓したい。Visionのひとつに“Challenge”とある通り、メンバーそれぞれが強い想いを持っていることがわかりました。現状に満足している者はおらず、適度な緊張感や危機感があることを知れてうれしかったと同時に、挑戦の機会を提供したり、背中を押したりしなければいけないと強く感じました。

    新しいことに挑戦するには、パワーや勇気が必要です。足りない部分を指摘して成長を促すなど、温かく応援する雰囲気や文化をMSS全体に醸成していきたいと思っています。

    セキュリティサービスは、社会の発展に欠かせない“縁の下の力持ち”

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    SecurePROtechtをさらに進化させ、より多くのお客様のセキュリティを支えるために──二人がいま目指すのは、組織全体の成長です。 

     

    京山企業のDXが進み、お客様の業務とITがより密接になるのに伴い、業務と直結するセキュリティ問題は増加傾向にあります。お客様からのニーズも多様化しているため、業務寄りのセキュリティサービスやIoTのような新たな技術領域のセキュリティサービスの開発にも注力しつつ、さらに知見やノウハウを蓄積して、お客様をリードしていくことが目標です。

    技術部門を率いる田島は、開発体制の強化にも意欲を示します。 

     

    田島世の中のクラウドシフトに合わせて、われわれのサービスもさらにクラウドシフトを推し進めていかなければなりません。お客様が安心してDXや新しいクラウドサービスの利用へと舵を切れるように、裏側で支えられる存在になれたらと思っています。クラウドに対応したサービスを、更にスピーディーに開発できる組織づくりにも取り組んでいるところです。

    表舞台に立つことこそ少ないものの、セキュリティはお客様の安全・安心なサービス運営には欠かせない存在だと胸を張るふたり。京山がこう続けます。 

     

    京山世の中をつくっていく主役は、さまざまなお客様が開発するサービスですが、世の中が健全に発展していくためにはセキュリティが不可欠です。セキュリティが万全でないと、安定したサービスの開発や提供ができませんし、利用する側も安心してサービスを使えませんから。

    セキュリティ領域での支援を通じて、さまざまなお客様の活動の下支え、後ろ盾になっている自負があります。これからもそんな存在であり続けたいですね。

     

    安全なデジタルインフラを形成し、お客様が安心してビジネスを拡大していけるように。高品質なセキュリティサービスの提供を通じて、NRIセキュアのSecurePROtechtはこれからも強固な砦をつくり、お客様とそのサービス、その先にある社会を守り続けます。

     

    SecurePROtechtのサービス紹介はこちら

     

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