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Trust株式会社 様

金融機関のDXを支えるクラウド環境を横断的に守る。
TrustがWizで実現した少人数での高度なセキュリティ運用

Trust株式会社

業種
コンサルティング
導入サービス
Wiz

フロンティアAIによる脅威の変化を受け、金融業界ではセキュリティへの注目が高まっています。AI・データ活用における革新的なSaaSとITコンサルティングで、金融機関のDXを支援するTrust株式会社では、複数のパブリッククラウド環境におけるセキュリティリスクを横断的に管理するため、CNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)ソリューション「Wiz」を導入しました。設定ミスや脆弱性などのリスクを継続的に検知するとともに、SOC 2レポートの取得に向けた体制整備にも活用しています。
少数精鋭でビジネスを展開する同社は、限られた人員で「信頼」を支えるセキュリティをどのように実現しているのか。Wizを選んだ背景と、導入後に感じている効果について伺いました。

課題

  • AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなど複数のクラウド環境を横断したセキュリティ管理
  • 高度なスキルを持つセキュリティ人材の採用が困難

解決策

  • Wizによる複数クラウド環境のセキュリティリスクの可視化
  • アラートの優先順位付けと修正方法の提示による対応力の向上

効果

  • 人手では見つけにくい高度なセキュリティリスクの継続的な管理を少人数で実現
  • SOC 2レポート取得に向けた脆弱性対応状況の確認・提示に活用
  • セキュリティ担当者が規程作成など他の業務へ注力可能に

導入の背景や課題

複数クラウドの横断管理と、セキュリティ人材の確保が課題に

fig-6618Trust株式会社 代表取締役社長CTO AI・データ事業部長 友田 恭輔氏

 

上田氏:

当社は金融機関向けのコンサルティングをはじめ、AI・データ活用やDX支援、ITプロダクトの開発などを手がけています。自社プロダクトのインフラ環境では、顧客ごとの環境に合わせて、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloudなど複数のパブリッククラウドを利用しています。しかし、環境ごとに個別にセキュリティを高度化しようとすると、かなりの工数がかかります。少数精鋭で運営しているため、それぞれに担当者を置くことは現実的ではありません。そのため、1人の担当者が複数の環境を横断的かつ継続的に対応できるソリューションが必要だと考えていました。

友田氏:

当社のTrustという社名にもあるとおり、「信頼」は当社の事業の根幹であり、顧客からの信頼を獲得・維持するために、高度なセキュリティを継続的に担保できる環境づくりは欠かせません。攻撃手法も高度化しており、セキュリティ対応の重要性はますます高まっています。セキュリティ人材の採用も検討しましたが、当社は外国籍のエンジニアの比率も高く、セキュリティに関するスキルに加えて語学力なども求められるため、採用のハードルは非常に高い状況でした。そこで、複数のクラウド環境にまたがる設定ミスや脆弱性などのリスクを、横断的かつ継続的に検知・管理できるCNAPP製品の導入を検討することにしました。

 選定のポイント

検出したリスクへの対応まで明示され、社内で運用し続けられる点を評価

fig-6554Trust株式会社 AI・データ事業部 Trust-X本部 プロダクト開発部 スタッフインフラアーキテクト 上田 和志氏

 

上田氏:

製品選定では、セキュリティリスクを検出できる機能はもちろん、導入後に社内で継続的に運用できるかという点を重視し、いくつかのCNAPP製品でPoCを実施しました。大量のリスクが検出されても、担当者が優先順位や緊急度、必要な対応を判断できなければ、社内での運用にはつながりません。その点、Wizは検出されたリスクの内容に加えて必要な対応まで明示されるため、社内で運用していくイメージを持つことができました。
また、Wizは導入がスムーズだったことも大きなポイントでした。ドキュメント類も非常に分かりやすく、問い合わせなども最小限に抑えながら導入を進めることができました。

導入の効果

約0.5人月でリスクの検知・対応を継続し、SOC 2レポート取得にも活用

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上田氏:

PoCを経て、本番環境での運用を開始しました。PoCでWizが検知したリスクについては、現在までにそのほとんどに適切に対応できています。これらの対応を人手だけで行おうとすると、複数名体制のチームが必要になります。現在は、新たなセキュリティリスクの検知はWizに任せ、アラートが届いたら内容を確認して必要な対応を行うという流れのため、0.5人月程度で運用できています。

友田氏:

WizはSOC 2レポートの取得に向けても大いに活用できています。取得にあたっては、脆弱性が見つかった場合に何日以内にどのような対応をしているかなど、セキュリティ対策の実施状況を監査時に示す必要がありますが、Wizから必要な情報を取得できるため、インフラ面では特別な対応はほとんど必要ありません。その分、SOC 2レポート取得の社内担当者は、限られた工数を規程作成などその他の対応に充てられる状態になっており、非常に助かっています。

今後の展望

セキュリティを効率的に管理できる環境を基盤に、DX支援の領域を拡大へ

fig-6640

友田氏:

Trustでは現在、金融業界に加えて、製造業や社会インフラ系企業へのサービス提供も開始しています。また、企業のシステム資産やコードなどを一元的に管理する基盤「Trust TLanP®」を軸に、セキュリティ、モダナイゼーション、運用など、より幅広い領域へプロダクトのラインナップを拡大していく考えです。事業領域を拡大する中で、セキュリティはより重要なテーマとなりますが、革新的な技術やサービスに挑戦していくには、Wizのように効率的に管理できる環境が欠かせません。引き続きNRIセキュアの皆さんから新しい機能や製品、最新のセキュリティ動向について情報提供をいただきながら、技術の力でDXを支援する取り組みをさらに広げていきたいと考えています。

※本文中の組織名、職名は2026年9月時点のものです

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