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セキュアEggs 応用編(DevSecOps)

応用編 (DevSecOps)specific-training

DevSecOpsを進める際に必要な文化、プロセス、ツールを包括的に学び、演習を通じてチームでDevSecOpsを実現するための実践的なスキルを習得できるコースです。
本コースでは、DevOps・アジャイル開発の速度や文化に適したセキュリティの考え方や開発速度を落とさずセキュリティを強化する技術について講義と演習で学びます。

また、本コースは、国家資格である情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)の特定講習として認定されています。

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セキュアEggsとは?

セキュアEggsシリーズは、これから情報セキュリティを本格的に学ぶ方を対象としたコース群で、基礎的な内容を網羅した研修プログラムです。ペンテスターやフォレンジックアナリスト、インシデントハンドラーなどのエキスパートとして、いずれ情報セキュリティの第一線で活躍するために必要な基礎的スキルを演習中心に短時間で効果的に習得するよう設計されています。

本コースの履修を修了された方は、SANS(GIAC)やCISSPなどのグローバル認定資格にチャレンジするステップに進んでいただけます。また、システム開発や運用などの業務に携わる方々にとっても、情報セキュリティの要素をご自身のスキルに加えていただく絶好のカリキュラムです。

「Eggs」は、Essentials and Global Guidance for Securityの頭文字をとったものです。グローバル認定資格の取得を見据え、それに必要な基礎的知識・スキルを習得できます。

また、2023年よりAWS上でハンズオン(演習)が可能となり、受講生のPC環境に作用されることなく、より快適にご利用いただけるようになりました。

コース概要

2-DAYハンズオン

  • 座学
  • PC演習
  • オンラインでのライブ配信

DevOps、DevSecOpsを今後実践していく開発者の方やDevSecOpsについて理解したいマネジメント層の方向けのコースです。DevSecOpsの原則やツールの選定、プロセスの設計方法を理解し、安全なシステム開発のスキルを習得できます。

対象者
  • セキュリティを考慮した開発プロセスを学び、チームに導入したい開発者の方
  • DevSecOpsを通じて、より安全かつ効率的な開発を目指すリーダー層の方
効果
  • DevSecOpsの全体像を理解し、チームやプロジェクトへの具体的な適用方法がわかる
  • セキュリティを考慮したプロセス設計の基本を学び、継続的に改善できる体制を構築できる
前提条件
  • システム開発や運用の経験がある
  • 手順に沿ってLinuxのCLIの操作ができる
    (以下は推奨スキル)
  • gitコマンドを使ったことがある、手順に沿ってLinuxのCLIの操作ができるアジャイル開発・DevOpsの知識を有する
研修内容
DevOpsとDevSecOpsについて
  • CiT(SoR)とBiT(SoE)
  • DevOpsを支える要素
    • 文化
    • プロセス
    • 技術
  • DevOpsのセキュリティの意義
  • DevSecOpsの「文化」
  • SHIFT LEFT
  • DevSecOpsの「プロセス」と「技術」
Plan: Secure by Design、スレットモデリング
  • Secure by Designの重要性
  • サービス/アプリケーション/開発基盤のセキュリティ
  • スレットモデリング
  • リスクアセスメント
アーキテクチャセキュリティ
  • 責任共有モデル
  • クラウドサービス
  • コンテナセキュリティ
  •  
Create: セキュアコーディング、ソースコードレビュー
  • セキュアコーディング
  • ソースコードレビュー
  • 自動検査機能の組み込み
Verify: SAST、DAST, IAST
  • アプリケーションのテスト
  • SAST/DAST/IASTの比較
  • Policy as Code
Packaging: SCA
  • OSSのセキュリティ
  • SCA
Release: リリースフローのセキュリティ
  • リリースフローの検討
Configure: CSPM
  • 不適切な設定による情報漏洩・侵害
  • CSPM
  • クラウド環境のセキュリティ設定管理
  • GitOps
Monitor: 脆弱性対応フロー, SRE, カオスエンジニアリング
  • モニタリングとセキュリティ
  • 脆弱性対応ワークフロー
  • 脆弱性の識別子
  • SRE
  • AIOps
  • カオスエンジニアリング
  • KPI
継続的学習と改善
  • DevSecOpsをどのように推進するか
  • DevSecOps成熟度モデル
  • 最新セキュリティ情報の収集

※実際の研修資料では、資料構成の変更等により上記の体系と異なる場合があります。

開催詳細

開催日時
  • 2025年7月22日(火)~7月23日(水) 9:30~18:30
    ※早割期限:2025年5月30日(金) / 通常期限: 2025年7月4日(金)
  • 2026年3月9日(月)~3月10日(火) 9:30~18:30
    ※早割期限:2026年1月16日(金) / 通常期限: 2026年2月20日(金)

※別途10名様以上で個別開催を承ります。お問い合わせください。

研修会場

オンライン配信

定員 25名(最少催行人数 10名)
※最少催行人数に満たない場合は、延期、中止することがございます。予めご了承ください。
講師
受講に必要な
PC等の環境

【オンライントレーニングの場合にお客様にご用意いただく環境】

★PC

  • CPU  2GHz以上(iシリーズ第3世代以上推奨)
  • メモリ 8GB以上
  • HDD/SSDの空き容量 10GB以上
  • ネットワーク接続可能なこと (有線・無線問わず)

★アクセス環境

  • Zoom、Slack、Boxにアクセス可能なこと
  • Proxy経由の通信ではないこと
  • UL/DLともに2Mbps程度の安定したインターネット回線が利用できること

★必須ではないがあればよいデバイス

  • 外部モニタなど(モニタ、TV、タブレットなどを利用すると受講しやすい)
  • Webカメラ
  • ヘッドセット

お客様からチャット機能を利用した質問も可能です。

修了認定の判断基準 ・出席率100%
・知識や技術習熟度に関しては、演習の取組み状況や講師からの問いかけへの対応状況などをもとに、担当講師が総合的な判断を行います
お問い合わせ先 NRIセキュアテクノロジーズ
セキュリティキャリアディベロップメントセンター(SCDC)
scdc@nri-secure.co.jp

料金

早割価格:145,000円(税込:159,500円)/人
通常価格:160,000円(税込:176,000円)/人

料金には教材(テキスト、演習環境)が含まれております。
※PCお客様にてご用意いただきますようお願いいたします。
テキストは電子版でお渡しいたします。
電子版テキストは印刷ができないため、印刷版のテキストが必要な場合は、お問合せください。
請求書は、電子媒体がシステム上生成された原本となります。必要に応じて電子媒体の請求書を印刷の上、ご利用ください。
原則として、領収書は発行いたしておりません。送付いたします請求書にてご対応いただきますようお願い申し上げます。

よくある質問

Q. 請求書はいつ頃発行ですか?電子ファイルですか?
A. お申込み後、約1週間で請求書(PDF)を発行いたします。電子媒体がシステム上生成された原本となります。
郵送(印刷)はございません。
Q. PCを持参する必要はありますか?
A. PCは受講される方でそれぞれご準備いただく必要がございます。
Q. 前提条件において、何か資格のようなものはありますか?
A. 特に前提資格は設けておりません。
Q. セキュアEggsを受講したあと、認定資格などは付与されますか?
A. 残念ながら、資格などは付与されません。代わりに、希望者には修了証を発行できますので、他の認定資格の継続要件にエビデンスとしてお使いいただくことは可能です。
Q. CISSPのCPEポイントは付与されますか?
A. 自動的な付与はされません。ご自身でCPEポイントを登録いただくことになります。
Q. インストラクターはどのような方ですか?
A. セキュアEggsを受講された後に挑戦していただきたいグローバル資格、CISSPやGIAC資格などを持った現役のエンジニアが講師として登壇いたします。これまでの業務経験から得られたエピソードなどを交えてお話しますので、多くの方から満足したという高い評価を得ております。
Q. オンライントレーニングはどのように受講することになりますか?
A. オンライントレーニングは、Zoomにて配信いたします。ハンズオン実施の際は、ブラウザを通してAWS上の環境にアクセスしていただきます。また、講師とのコミュニケーションツールとしてSlackを利用いたします。これらのツールにアクセス可能な環境をご用意ください。また、複数のアプリケーションを起動してのご受講となるため、外部モニタ等をご用意いただきますと受講しやすいかと存じます。