製造業におけるDX化とその阻害要因への対応策について

＜基調講演＞
製造業のDX事例とそこに潜む罠とは

現在、様々な企業において経営課題としてDX化を進めています。弊社でもDX化に向けた支援を行っており、DX事例をご紹介致します。
一方DXを進める上で、人材の確保や情報セキュリティリスクの増大など多様な課題があります。
特に情報セキュリティリスクの増大は、情報漏えい、生産停止、企業ブランドへのダメージなどに繋がるため、情報セキュリティも経営課題として認識し対応が必要になります。
経営課題であるDX化と情報セキュリティリスクへの対応は両輪として考えるべきであり、どのような対策が必要かご紹介します。

＜セッション1＞
グローバルでのレギュレーション対応のポイント

昨今のDX化に伴うセキュリティリスクの増加に加え、各国や各業界においてセキュリティに関するレギュレーション強化の動きがあります。
例えばEUのCRA（Cyber Resilience Act）では、欧州市場におけるIoT製品に対して各種セキュリティ対策が要求され、
違反時には罰金もあり、セキュリティへの対応と同時にビジネスマターとして対応を迫られています。
本セッションでは経営層に認識頂きたい主なセキュリティに関するレギュレーションと必要なセキュリティ対策をご紹介します。

＜セッション2＞
工場セキュリティ強化のポイント

スマートファクトリー、リモートワーク推進の流れにより、工場の通信環境が変化してきています。
そんな中、国内外で工場に関するサイバー攻撃の被害が発生しており、工場を保有する企業において、
サイバー攻撃から生産活動を守るために、工場セキュリティの強化は避けて通れないものとなってきています。
本セッションでは、昨今の工場のサイバー攻撃のトレンドを踏まえつつ、工場セキュリティ強化に向けた検討のポイントを解説します。