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特権ID管理ソリューション「SecureCube / Access Check」に 中継自動接続機能とシングルサインオン機能を追加

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、特権IDを用いた情報システムへの アクセスを管理するためのソリューション「SecureCube / Access Check」*1 (セキュアキューブ/アクセスチェック、以下「本製品」)において、新機能の追加と既存機能の強化に伴う新バージョン(5.1.0)を、本日から販売します。

 

特権IDは、情報システム上であらゆる操作が可能な最高権限を持つため、適正に管理・運用することが求められます。本製品は、特権IDの利用に関する管理・運用フローを整備し、各種の監査業務に対応可能なオールインワンソリューションとして、これまで350社以上の企業に採用されてきました。

新バージョンでは、「中継自動接続機能」と「シングルサインオン*2 機能」を新たに追加し、「リモートデスクトップ接続機能」と「特権IDのパスワード管理機能」の強化を行うことで、運用担当者の利便性の向上を図りました。追加または強化した機能の特徴は、以下の通りです。

1.「中継自動接続機能」の追加

これまで、運用担当者が特権IDでシステムにログインするためには、まず個人IDで「SecureCube / Access Check」にログインした後、その都度接続先の機器を指定し、特権IDを手入力してログインする必要がありました。本機能を用いれば、端末にダウンロードしたツールから、接続先と特権IDを選択することで、一度に複数のシステムへログインできるようになります。

なお、本機能はオプションライセンスの形で提供し、費用は160万円(税抜)です。

 

図:中継自動接続機能の利用イメージ

 
AC_1

 

2.「シングルサインオン機能」の追加

社内ポータルサイトからのシングルサインオンを実現しました。社内ポータルサイトでIDとパスワードを一度入力して認証されれば、「SecureCube / Access Check」にアクセスする際に再度ユーザー認証を行う必要がなくなり、特権IDの申請・承認・ログ閲覧を行うための管理画面を閲覧・利用できます。

3.「リモートデスクトップ接続機能」の強化

すでに本製品を利用中のお客様から、数多くいただいたリクエストに応え、従来からある「リモートデスクトップ接続機能」を強化しました。リモートデスクトップ接続機能でログインした際に、接続先機器上でコピーした内容を、接続元端末の画面に貼り付けられます。コピーした内容は、操作ログとして記録され、その中に重要情報が含まれていないかどうかを、自動的に検知することもできます*3

4.「特権IDのパスワード管理機能」の強化

これまで、外部製品と連携せずに、標準機能としてパスワードを定期的に変更できる対象は、Linuxの特権IDのみに限られていました。新バージョンでは、Windows等のLinux以外のシステムも、標準機能の対象となりました。

 

NRIセキュアは、今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、グローバルな規模で安全な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。

 

 

*1 SecureCube / Access Check:
NRIセキュアが設計から開発・販売まで実施している、プロキシサーバ(踏み台)型の特権ID管理ソリューション。
詳細は、下記の製品紹介ページをご覧ください。 https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck

*2 シングルサインオン:
一度の認証手続きで、複数のOSやアプリケーション、サービスなどにアクセスできることを指します。

*3 コピーした内容に関して、重要情報の有無等を自動検知するためには、別途「重要情報検知オプション」をご契約いただく必要があります。

 

ニュースに関するお問い合わせ

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 広報担当
E-mail: info@nri-secure.co.jp