2020年に「脱PPAP(パスワード付きZIPファイル+別送メール)」が大きな話題となってから、早くも5年が経とうとしています。この間、PPAPの課題と向き合いながら、弊社は多くの企業様の脱PPAPを支援してきました。
先日、金融庁が地方銀行に対してPPAPの見直しを求めたとの一部報道があり、再び、金融機関を中心にPPAP廃止への関心が急速に高まっています。これを受け、弊社にも多くのお問い合わせをいただいています。
PPAPの代替手段としては、オンラインストレージ型のサービスが広く知られていますが、実際には「メールライクなファイル転送サービス」や「ストレージライクなファイル共有サービス」など、用途や運用スタイルに応じた多様な選択肢が存在します。また、現在ご利用中のメールサービスとの連携可否も、導入検討時における重要な判断材料となります。
本セミナーでは、PPAPのリスクを改めて整理し、より安全かつ効率的なファイル受け渡しの手段を複数ご紹介します。さらに、誤送信や内部不正といった情報漏えいリスクへの具体的な対応策や導入事例も解説します。