業種・業界・企業規模を問わずサプライチェーン上でのセキュリティインシデントが発生しており、サプライチェーン上の企業が攻撃を受けることで、サプライチェーン全体の生産活動が停止するなど深刻な影響を及ぼしています。
サプライチェーンリスクは内外情勢やDX推進などにより常に環境変化をしており、常にキャッチアップしていく必要がありますが、一口にサプライチェーンといっても、各社ともにビジネスバリューを出すための差別化を行っているため、一つの評価手法ですべての組織を評価することは困難となっています。また、対応すべき人材の役割も常に変化しており、それに対応するための流動化が求められています。
今回のシンポジウムでは、有識者個々の視点からの議論を通じ、日本の市場特性を考慮したサプライチェーンリスクへの対応をどのように強化していくべきかを様々な角度で議論していきます。