COVID-19で大変だった2020年が終わり、2021年を迎えました。多くの企業は4月から新しい年度になると思います。世間では「ニューノーマル」と呼ばれる新しい働き方や日常生活に変化していこうとしていますが、セキュリティはどうなっていくのでしょうか。
CISSPが始まったのは1989年。それから32年が経ちましたが、そのセキュリティに対する考え方は大きくは変わっていないと言われています。一方で、クラウドやAIなどのテクノロジーは大きく進化していくことが予想されます。今後3年間のセキュリティを考えたときに、変わるもの、変わらないものは何でしょうか。そして、3年後のセキュリティはどのような姿になっているのでしょうか。
情報セキュリティのグローバルスタンダード資格「CISSP」の講師であり、なおかつ、情報セキュリティ業界の第一線で活躍する3名が、(ISC)²が定める共通知識体系(CBK)を紐解きながら解説します。