NRI SECURE

塩澤 大輝

スペシャリストでありゼネラリストでもあるフルスタックなエンジニアになってこそ、この仕事における使命を果たせる気がする。

DAIKI SHIOZAWADAIKI SHIOZAWA塩澤 大輝ソフトウェア事業本部 IDソリューション開発グループ

お客様にとっては、
私が会社の代表であるという意識。

私はいま、BtoCサービスに特化した顧客ID統合・管理ソリューション「Uni-ID Libra」の導入プロジェクトを担当しています。これは私たちが、10年以上にわたって蓄積してきたナレッジやノウハウをパッケージ化したサービスです。顧客IDの統合管理をすることによる顧客情報データ活用や、一度の認証で複数Webサービスの横断的な利用を可能にすることでのユーザービリティの向上、FIDOをはじめとする生体認証やワンタイムパスワードなどの多要素認証機能と不正アクセス検知機能によって不正利用を防止したりと、パッケージでありながらも高い柔軟性を有しています。この「Uni-ID Libra」を用いてお客様の保守運用を日々行っています。要件定義から設計、開発、テスト、リリースまでを一貫して実施するので、本当に日々学ぶことが多いです。だから勉強会なども自主的に参加して、知識を深めることを怠らないように心がけています。お客様からしたら、私はNRIセキュアテクノロジーズを代表してやってきている担当者です。だからスペシャリストである必要があります。だから製品のことだけに詳しいだけではまだ半人前。セキュリティのプロフェッショナルとしてIT全般に造詣が深くないといけません。まだまだ足りない部分はもちろんたくさんあるのですが、信頼に応えるためにがむしゃらに、お客様に伴走していくように常に努力をすることが大事だと考えています。

塩澤 大輝

どんな慣れた作業であっても、
決して思考を止めないということ。

顧客の信用と信頼を守る責任がこの仕事にはある。そう思って私は日々の仕事に臨んでいます。いまやセキュリティはどのような分野の企業にとっても必須の技術であると同時に、もしそのセキュリティに脆弱性が露見してしまえば一気にそこから企業の信用を著しく下げてしまう恐れのあるものです。近年、ニュースで不正アクセスによる不祥事を見ることが多くなっていると思います。実際にとても増えていて、このようなニュースを見るたびに身が引き締まります。お客様に決して影響を与えてはいけない。だから日常の仕事において慣れてきた作業であっても、絶対に「なんとなく」では行うことはしません。慣れてきたことにこそミスの原因があり、それがシステム障害を引き起こしたりすることだって考えられます。だから思考を止めないことを常に念頭に置いていますね。
私がいま目指している姿は、スペシャリストでありゼネラリストでもある、フルスタックなエンジニアになりたいと思います。全体を見渡す視点と、どんな攻撃にも対応できるスキル。それを備えてこそ、自身のこの仕事における使命を果たせるのではないかと考えています。もちろんまだまだ道のりは長いですが、理想の自分を超えていくことを目指して頑張りたいと思います。

塩澤 大輝

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