NRI SECURE

安全性を担保しつつ、いかに簡潔かつ効率化するか。お客様のサービスの価値を高めていくためにセキュリティは存在する。

YASUHIRO NABEIYASUHIRO NABEI名部井 康博研究開発センター GRCプラットフォーム部

日本企業全体のセキュリティ意識の向上に
つながっているというやりがい。

企業におけるセキュリティ対策の計画策定から実施までの取り組みを可視化し、いまどのような対策をすればいいのかをシミュレーションすることができる「Secure SketCH」というプラットフォーム開発に私は入社以来ずっと携わっています。このサービスの優れているところは、簡単なアンケートに答えるだけで、約1600社の国内企業データと比較でき、自社のセキュリティレベルがすぐに分かること。他社と比べた自社のポジションを確認したうえで、どのレベルまで目指すか考えることができ、さらに次に必要な打ち手を具体的に考えることができるサービスなのです。こういったアイデアは、コンサルティングを強みとしている私たちだからこそ生まれてきたサービスだと思います。例えばこれまでだと、グローバルに展開するお客様が自社グループのセキュリティを評価したいとなったとき、コンサルタントが全拠点をチェックするのは様々な観点からコストがかかりすぎていました。しかし「Secure SketCH」は各拠点の担当者がオンラインで回答していただくだけで、その作業を完結することができるプラットフォームなのです。リソースが無限にあるのであれば、工数をどんどんかけてやればいいのですが、実際はそんな訳にはいかない。セキュリティレベルの向上だけではなく、セキュリティ業務プロセスの変革といった側面からもお客様に貢献できているのは仕事をしていて面白いと感じる部分です。このプロジェクトにずっと関わっていて面白い部分は、セキュリティの知識やサービス開発といった技術が身に付いていく部分や大きなプロジェクトに取り込むといった醍醐味もあるのですが、プロダクトを通じて日本企業全体のセキュリティ意識の向上における貢献ができているところが面白いですね。アンケートなどを通じて自社に足りていない部分などに気づいていただくことで、セキュリティの導入が決まったり、社内の意識改革などがはじまったりするのです。そういった大きな視点での社会貢献は自分の成長ももちろんながら、この仕事をしていてやりがいに感じる部分だなと思います。

名部井 康博

プロフェッショナルとしての価値を高めるために
いまはより深く成長していくとき。

セキュリティの存在価値とは何なのか。そういうことを考えたときにまず思うのは、企業にとってセキュリティ自体は目的にならないということです。お客様が自分たちのビジネスに集中できるように、セキュリティ面でサポートしてあげること。それに尽きると思っています。安全性を担保しつつも、できるだけ簡潔かつ効率的であること。その条件を満たすセキュリティを組むことで、始めてお客様のビジネスに貢献できる。これが私自身の仕事で常に念頭に置かなければいけないことだな、と感じています。これまで「Secure SketCH」に関わることでコンサルティング、ビジネス企画、データ分析、開発/運用、とほんとうにたくさんの経験を積んできました。いまはそれをもっと深化させていき、強みを明確にしていきたいと思っています。プロフェッショナルとしてもっと価値を発揮していくために。頑張ります。

名部井 康博

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