ワークライフ・バランス
NRIグループでは、社員が健全にいきいきと働き続ける職場環境づくりを目指して、多様な人材の活用、グローバル人材の育成、女性の活躍推進、労務環境の改善など、様々な取り組みを進めています。長時間労働を抑えワークライフバランスの向上を促進し、自身の健康や家庭生活も大切にしながら能力を十分に発揮できる環境が、NRIグループのさらなる成長につながっています。
リフレッシュ休暇
NRIセキュアにおけるセキュリティ関連業務は、未知の脅威に対峙するため、突発的な対応が起こりえます。その脅威と24時間365日と向き合うためにも、各自仕事のオンやオフ、育児支援などワークライフバランスを意識し、工夫してメリハリのある働き方を選択しています。NRIグループでは、「年次有給休暇」、「暑中休暇」のほかに、「リフレッシュ休暇」の制度があります。「リフレッシュ休暇」とは連続休暇を取得することで、心身をリフレッシュするための休暇です。連続する5日間の休暇を取得し、前後の土日を含め連続9日間の長期休暇の取得を推進しています。

社員の声
仕事も休みも真剣に
夏休みの5営業日+前後の土日2日を合わせて9連休を取り、単身でキリマンジャロ(タンザニア北東部、標高5,895m)へ登山しに行きました。実行すると決めたときから業務調整や引継ぎを入念に行いました。飛行機、宿、現地ツアーなど、自分で組み合わせることによって積み上がっていくワクワク感や、寝食を共にする外国人とのコミュニケーション、山頂での達成感など、全てが心身のリフレッシュに繋がりました。
2016年11月、野村総合研究所は、働く個人のワークライフバランス実現を支援している企業・組織を表彰する、第9回 ワークライフバランス大賞(公益財団法人日本生産性本部)の優秀賞に表彰されました。授賞理由は、健康経営と時間と場所に裁量を与える制度の充実で、総労働時間を削減できたことによるものです。

出産・育児支援
NRIセキュアには、子育て世代が多く、女性男性問わず、子育てをしながら働く社員が多くいます。そのため「育児休業」を始め、様々な制度を利用して各家庭のスタイルにあった働き方を選択しています。NRIグループでは、「次世代育成支援対策推進法」に基づき社員の仕事と子育ての両立支援に取り組んでおり、次世代認定マーク(愛称:くるみん)を継続的に取得しています。妊娠中や育児中に利用できる制度の例は以下のとおりです。
【妊娠中の制度の例】
- 妊娠期間中の短時間勤務
- マタニティ有給休暇
- 産前産後休暇
【育児中の制度の例】
- 育児休業(最長、子供が2歳になる日まで延長可能)
- 育児のための時間外勤務の制限や免除
- 育児短時間勤務
- 子の看護休暇

社員の声
- 裁量労働制(コアタイムなしの完全フレックスタイム制)のおかげで、午前中に家庭の用事を済ませた後、午後から出社することも可能です。 有給休暇も周りのチームメイトと調整すれば、割と自由に取れる環境です。ただ、労働時間が短くてもアウトプットは必要であるため、都合のつく別の日に足りない部分を補うために遅くなることもあります。第二子誕生の時、里帰り出産した妻が自宅に戻ってくるタイミングに合わせて、約1カ月の長期休暇を取得しました。上の子がまだ2歳で手がかかるので、慣らし期間で休暇をとることで妻の産後の負担が少しは軽くなったのではと思っています。(男性社員)
- 自宅からのリモートアクセス環境など、オフィスにいなくても、業務できる環境が整っているので助かっています。子育て中の社員が多く、体験談を聞いたり相談したりすることが容易です。特に私が所属するチームは、女性が上司ということもあり、皆でフォローしあう空気が醸成されていて、非常に居心地が良いです。子育て中の社員には理想的な環境です。(女性社員)
- MSS(マネージドセキュリティサービス)関連の業務は24時間365日の対応を求められますが、だからこそ自分が不在となっても対応可能となるように3人体制でシフト勤務などの仕組みがあります。子供の病気などで急なお休みを取る場合も、他のメンバーでカバーしてもらっています。当然、いつでも代わりに対応してもらえるよう常に業務状況の共有を忘れないように心がけています。また、子供が小さいので育児のために勤務時間を短縮し、毎日夕方には確実に帰宅して、子供たちとの夕食を楽しんでいます。(女性社員)