人材育成・教育制度
四大、文系卒でも心配なし。
強力にバックアップする制度
高度な専門性を持ち、自ら設定した目標のもとに自立して働き、変革を恐れず果敢に挑戦していく。これが NRIグループ社員の姿です。こうした人材を育成するため、NRIでは(1) OJT、(2)研修(Off-JT)、(3)自己研鑽の3つを有機的に結合させ好循環させながら、人材育成に関する様々な取り組みを行っています。OJTの一環として、新入社員にはマンツーマンでインストラクターをつけ、業務を行う中で必要な知識と技能が身につくようにしています。コンサルティング部門/システム部門の間や、 NRIおよびお客様の海外拠点でのトレーニー制度もあります。さらに、 OJTで得た知識を整理し理解を深め、 OJTでは得られない知識・技能を習得する仕組みとして、研修制度があります。階層/役職別のものや、マネジメントやリーダーシップ能力を磨くキャリアアップ研修など、多様なプログラムを用意しています。海外のビジネススクールへの短期留学、中国やインドでの数カ月間にわたる現地語でのシステム開発基礎研修や、海外の大学で MBAやその他の学位を取得するための派遣留学も、実施しています。こうしたNRIグループ共通の教育制度に加え、NRIセキュアでは、情報セキュリティのプロフェッショナルを育成するため、NRIセキュア独自の取り組みも行っています。

新人向け研修・制度
新人集合研修
「新人集合研修」には、野村総合研究所(NRI)グループの新入社員全員が参加します。研修ではビジネスパーソンとしての基本動作を身につけ、ビジネスを推進するために必要なビジネススキルやITスキルを習得します。またNRIグループ社員としての意識を高め、将来の財産となる同期の絆を深めることが出来ます。
インストラクター制度
新人集合研修後、それぞれの部署に配属されると、先輩社員がインストラクターとして新入社員の育成を担当します。インストラクターは部署の育成方針と新入社員のスキルや希望を踏まえ、新入社員が担当する業務と指導ポイントをまとめた新人育成計画表を作成し、個々にあった育成を行います。新入社員はインストラクターの指導の下、実務を通じて社会人としての基本的な知識・動作から職務に応じた専門的なスキルを身につけていきます。このようなインストラクター制度により、新入社員一人一人にあったきめ細やかな育成と手厚いフォローが可能となっています。

新人社員の声
佐藤 文佳(2016年4月入社)
専門が情報系ではなかったため、研修内容が難しくて分からなかったらどうしようかと、一抹の不安を抱えて臨みました。しかし技術研修の前には理解度確認テストがあり、事前知識に応じたクラスに分かれて受講するため、前提知識の無いものは基礎から、触れたことのあるものは少し応用的な内容から教わることが出来、ありがたかったです。また、集合研修ならではの、同期に教えてもらったり質問を受けたりする機会もあり、一人で勉強するよりも効率的に学ぶことが出来たと思います。
松井 香奈(2016年4月入社)
インストラクターは、常に一番身近な社会人の見本としていてくれるので、安心して業務に取り組むことが出来ました。業務に関することはもちろん、それ以外のことでも普段から相談に乗ってもらっています。
グローバル人材育成プログラム
「グローバル人材育成プログラム」では、グローバルビジネスを推進できる人材を育成するために「海外派遣留学」、「海外トレーニー」、「海外短期研修・語学研修」と3つの方法が用意されています。
国内外の先進的な研修プログラムの導入
NRIセキュアでは、NRIグループ共通の人材開発プログラムに加え、語学研修やビジネス研修、情報セキュリティ教育機関の最高峰と言われる「米国SANS Institute」のトレーニングなど、国内外の先進的なプログラムを積極的に取り入れています。
資格取得推進
自身のスキルの客観的な指標として、各種資格の取得を奨励しています。特に国内外の情報セキュリティ関連資格の取得に力を入れており、資格取得にあたっての補助金制度もあります。また、情報セキュリティ技術やプロジェクトマネジメント、語学などのカテゴリー別に推奨資格を選定し、複数のカテゴリーで推奨資格を取得した社員を「NRIセキュア認定セキュリティエキスパート(NCSE: NRI SecureTechnologies Certified Security Expert)」として表彰しています。
- 高度情報処理技術者
- CISA(公認情報システム監査人)
- CISM(公認情報セキュリティマネージャー)
- CISSP(情報システム・セキュリティ・プロフェッショナル認定資格)
- GIAC(Global Information Assurance Certification)


資格取得者の声
岩原 正典(2013年入社)
資格を取得することにより、OJTでは学ぶことが出来ない分野の勉強や、セキュリティの分野での体系的な勉強を出来たことが良かったと考えています。もちろんOJTでもセキュリティの技術、知識は身につきますが、私の場合はセキュリティ製品や運用に偏った知識になっていたので、監査や脆弱性ツールのことをGIACなどを通して学ぶことが出来たことは、将来そのような仕事をするようになった際に役に立つと考えています。推奨資格があることで、まず、様々な資格があることを知りました。またそれを目指すことで勉強のモチベーションにもなりました。昨年「NRIセキュア認定セキュリティエキスパート」の表彰を頂きましたが、まだ取得出来ていない分野もあるので、これからも精進していきたいという気持ちです。
木村 尚亮(1998年入社)
私は会社が奨励する資格を深く考えずに取得してきましたが、3年間の海外勤務やグローバル案件の提案を通じて、資格の重要性を再認識させられました。海外では残念ながらNRIのブランドは通用しません。自分自身や会社の能力を手っ取り早く示すためには、「資格」という手段に頼らざるを得ないことを実感しました。NRIセキュアは、「SANS」や「CISSP」のトレーニングを販売する一方で、これらのグローバル資格の取得を10年以上前から社内で奨励してきた経緯があり、多くの取得者がいます。最近では語学にも力を入れており、グローバルマーケットで戦うための力が着実についてきていることを感じます。会社が奨励、サポートする仕組みだけでなく、社員が必要性を理解して自発的に自己研鑚や資格取得に取り組む文化があり、贔屓目なしに恵まれた環境だと思います。