成長を求めて
NRIセキュアのドアを叩いた。
キャリアのスタートは、運送会社でした。毎日ベルトコンベアに流れる荷物を見ていると、PCがどんどん増えていく。90年代後半、時代の大きな変化が起きていることに気づきました。当時はキーボードすらろくにさわれない私でしたが、意を決して独立系セキュリティベンダーに転職。当初は開発SEを目指していた私に当時の人事部長が「いずれセキュリティがとても重要になる時代が来るから、君はそちらを選ぶべきだ」と助言してくれたことで、私とセキュリティの長い付き合いが始まりました。
独立系セキュリティベンダーに転職してからは、セキュアなインフラの構築で守りを、セキュリティ診断で攻めの手法を学びました。その頃、国内では大規模な情報漏えい事故が頻発していました。個人情報保護法が全面施行され、企業が一斉にセキュリティへと目を向け始める中、攻守双方への精通とコミュニケーション力を買われた私はセキュリティコンサルタントに転身、各社への対応に奔走しました。予想よりも早い、セキュリティが必要とされる時代の到来でした。 あるお客様に常駐していたときのことです。多くの企業から人が集まる大規模かつ多様なプロジェクトの中でひときわ存在感を放つ集団がいて、それがNRIセキュアとの出会いでした。この人たちと仕事をしたらさらに成長できると思い、そのドアを叩きました。