日本発唯一の国際カードブランドであるJCBは、デジタルソリューションを活用しつつキャッシュレス経済を支え、1億5000万人以上の会員向けにさまざまなサービスを展開しています。
こうしてJCBでは約500件のドメインを対象に、2023年夏から段階的にDMARCの導入を進めています。まずメールの状況を可視化することを目的にレポートのみを行う設定で導入を進め、NRIセキュアとともにDMARCレポートを分析しながら、なりすましメールの隔離、拒否といった厳しい設定へ徐々に移行していく計画です。
[i] RFC(Request for Comments):IETFが発行する技術仕様に関する文書群。電子メールに関するプロトコルなども記述されている。
※本文中の組織名、職名は2023年10月時点のものです