あなたを取り巻くすべてが、ネットワークへつながろうとしています。コンピュータはもちろん、自動車や、家電、さらには電気・ガスなどの社会インフラも。もはやネットワークの一部だといえるでしょう。

ネットワークの拡大とともに、情報セキュリティの役割が、その重みを増しています。今や、情報を守ることは、企業や社会、さらに情報の先にいる人たちの日常を守ることなのです。

大切な情報を守るには、ITの専門知識も必要ですが、それだけ、にはおさまらないのがセキュリティの世界。

システムを使うヒトのことや、お客さまの経営戦略、さらには国際情勢まで。情報に関わるすべてが、セキュリティです。広く深いその世界は、第一線で活躍する人にすら、常に前人未踏への挑戦を求め続けます。

だから私たちは約束します。ここには、あなたの好奇心を満たす新たな出会いが必ずあることを。

今、理系か文系かということよりも、未知を恐れず飛び込む勇気こそが、私たちが必要としている才能です。

やりたいことは、まだわからない。けれど、夢中になれる仕事がしたいなら。セキュリティの最前線へ、ともに一歩を踏み出しましょう。

情報セキュリティで、守る、創る、育てる。

事業を知る 事業を知る

ソフトウェア事業本部

テーマは“ID”と“データ”、
それらを守り抜くソフトウェアを世界へ。

池田 泰徳

Yasunori Ikeda

取締役 兼 ソフトウェア事業本部 本部長

1993年、NRI入社。流通業向け業務に携わった後、NRIで複数のサービスを立上げ、営業から開発、運用まで経験。2010年、NRIセキュアに移りソフトウェア事業に従事、2014年より現職。インタビューは、シンガポールからの帰国直後だった。海外販路としてジャカルタに進出して3年、欧米のライバルが進出を始める中、インドネシア、タイを軸にASEANへ展開を急ぐ。座右の銘は、虚心坦懐。口癖は、「温かいものは温かいうちに」。

 

1993年、NRI入社。流通業向け業務に携わった後、NRIで複数のサービスを立上げ、営業から開発、運用まで経験。2010年、NRIセキュアに移りソフトウェア事業に従事、2014年より現職。インタビューは、シンガポールからの帰国直後だった。海外販路としてジャカルタに進出して3年、欧米のライバルが進出を始める中、インドネシア、タイを軸にASEANへ展開を急ぐ。座右の銘は、虚心坦懐。口癖は、「温かいものは温かいうちに」。

 

池田 泰徳

ASEANへの進出は3年目
まずはインドネシアとタイを狙う

海外出張からの帰国直後でもあり、当事業の海外進出戦略の話から始めたい。成長するアジアでの販売を強化したいと考えている。情報が集まるシンガポールの動きに注意しながら、日系企業の多いインドネシア、タイ、それからマレーシア、ゆくゆくはベトナムも狙う。親日国でかつ成長率の高いインドネシアでは、いまNRIの海外支社のメンバーとともにビジネス開拓を加速している。また、活動はアジアにとどまらない。世界有数のIT調査機関のレポートに、NRIセキュアの製品やサービスが取り上げられる機会も増えてきた。安全度、顧客満足度の世界的な実証をベースに、グローバルでのプレゼンスを高めていきたいと考えている。

お客様のセキュリティを身近で支える、
もっとも分かりやすいソリューション

当部門は、セキュリティ関連のソフトウェアを開発・提供している。個人のパソコンにインストールするものではなく、法人向けだ。特に日本の大手企業に求められる、申請・承認機能や細かなログ収集機能などを備えており、企業の業務システムとの連携にも対応できる。ソフトウェアは情報流出や改ざんを防ぐ上での直接的な対策であり、その効果はお客様に分かりやすく実感してもらえるものになっている。

池田 泰徳 池田 泰徳

“ID”と“データ”、
この2つがITサービスでセキュリティを守る際の要

当社の代表的な製品には、情報リソースを使用するためのIDの管理やアクセス制御機能をもつUni-IDシリーズとSecureCube / Access Check、データ自身を安全に扱うためのクリプト便やPOSTUBがあり、特に日本の金融機関など大手企業を中心に利用されている。この製品はいずれも国内市場シェアNO.1であり、POSTUBは当社のソフトウェア事業最大のサービスとなっている。また、ID技術に関して、NRIグループでは世界的な標準化団体であるOpenID Foundationに設立時から理事を出して規格作りにも参画。制定された規格を初めて製品に適用した企業の一つでもある。以来、新規格やアップデートが発表されると同時にキャッチアップし、機能を実装し世に出している。

 

環境の変化を見逃さず、真に“使える”ソフトウェアを生み出す

クラウドの活用など、お客様の利用するシステム環境の進化が加速している中、セキュリティを守るためのソフトウェアもそれに対応させていくことが不可欠だ。直近では、SecureCube / Access CheckをAWS(Amazon Web Services)上で使えるように改良した。お客さまの環境にインストールして利用するソフトウェアの提供だけではなく、利用が進むAWSAzure上での提供、また安全にPaaS(Platform as a Service)を利用するための新たなサービスの提供も考えている。

 

環境が変わることによってビジネスチャンスは生まれる。重要なのは、それを見逃さないことである。ソフトウェア事業本部では、製品・サービスを提供する部隊と新たな製品を開発する部隊が、お客様の声や海外の動向などをウォッチして、製品開発に反映している。新しいセキュリティ技術の発信地として注目しているのは、北米とイスラエルだ。特に軍のサイバー専門部隊(8200部隊)に所属した若い精鋭たちが、兵役を終えて立ち上げたスタートアップで生み出すイスラエルの製品に注視している。さらに、量子コンピュータが実用化される影響も大きい。その桁違いの計算能力は、セキュリティの根幹にある従来の暗号技術を陳腐化させてしまうため、新たな対応が求められる。そして、AI。セキュリティの世界では、敵も最先端の技術を駆使して攻撃してくる。防御のためのソフトウェアもアップデートが不可欠だが、新たな手口へもソフトウェアが継続的に対応していけるよう、AIの活用機会は増えるだろう。ソフトウェア事業本部では、時には現地へも飛んで情報入手の間口を広げ、最新のセキュリティ技術へのキャッチアップを続けながら、真に“使える”ソフトウェアを生み出す活動を続けていきたい。

池田 泰徳 池田 泰徳

自由な発想と自分なりのこだわりをもって、
次なるビジネスを生み出していってほしい

当社の製品が国内市場シェアNO.1となっているのは、お客様から「痒いところに手が届く、よく考えられている」と言っていただけるよう、真のニーズを汲み取り、求められる機能をカタチにしていく日々の活動の成果と考えている。とはいえ、いつまでも自分たちの事業領域は侵されないという幻想を抱いていると、ビジネスの方向性を見誤る。いずれにしても注目するのは “ID”と“データ”だ。この領域で蓄積してきたノウハウで、我々でなければ提供できない機能を創り出す。時代の要請に合った新しいソフトウェアを生み出す活動の一つとして、毎年ビジネスアイデアコンテストを実施している。上位入賞者を表彰するほか、提出された提案はマネージャー陣で議論して、有望なものには投資している。我々も過去には失敗を重ねているが、これからも新しいアイデアを捉えながらチャレンジを続けていきたい。特に若手には、自由な発想と自分なりのこだわりをもって、次なるビジネスを生み出していってほしいと期待している。