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所有しているIPv4アドレスにどれくらいの価値があるか?
(SANS Internet Storm Center Diary 2010/4/25より)

SANSインターネットストームセンターのハンドラであるRob VandenBrinkが、北米におけるIPv4アドレス移転について報告している。
(掲載日:米国時間 2010年4月25日)

公式的には、IPv4アドレスは完全に枯渇したわけだが、そのIPv4アドレスを売買する新しい市場が誕生した(厳密に言えば、組織間でのIPv4アドレス移転を仲介する)。
http://www.depository.net/外部リンクhttp://www.addrex.net/外部リンクhttp://www.tradeipv4.com/外部リンク といった仲介サイトは、しばらくの間存在しそうだ。

そうは言っても、ARINは北米(アメリカ、カナダ、カリブ海周辺の一部)における、全てのアドレス移転を引き続き管理していて、そこにはARIN設立以前のInternicによって割り当てられたアドレスの移転も含まれる( https://www.arin.net/about_us/media/releases/20110330.html 外部リンク )。 これは望ましい事だ。というのも、適切なRIR(地域インターネットレジストリ https://www.arin.net/knowledge/rirs.html 外部リンク )で登録が正しく行わらなければ、ほとんどのISPでは、アドレスブロックに対し経路を入れることは無いからだ。

個人的にこの手のサイトは保障できないため、毎度のことだが、取引するサイトの評判をきちんと評価してほしい。評価することで、確実に企業取引と見なせる!また、ご自身の管轄の元、権限があるRIRを経由して、アドレス空間を移転する事も重要だ。所有していたと思っていたアドレスが、実際はご自身のものではなかったという事にはなりたくないだろう!

原文:http://isc.sans.edu/diary.html?storyid=10765外部リンク

2011年4月27日時点における日本のIPv4アドレス移転に関する状況を記載しておく。日本の状況は、仲介業者が既に出現している北米よりは少なくとも遅れているようで、IPv4アドレス移転制度を設立すべく、JPNICでは意見を公募している( http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2011/20110411-02.html 外部リンク )。今後どのような形式で、日本でIPv4アドレスを移転できるようになるかはわからないが、もうしばらく状況を見守った方が良さそうだ。

2011年4月28日 NCSIRT

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